ブログ移転2010/10/01

今年になって、臨床の機会を増やしています。

このため、ブログについても、経絡の虚実ではなく、具体的な治療について書くものにしたいと考え、別途立ち上げることにしました。

「経絡の虚実と臨床」
http://amicaam.blog11.fc2.com/

相変わらず、遅々として進まぬ筆ですが、具体的な分だけ分かりやすい記事になっていると思います。

こちらのブログの記事で、ご興味をお持ちくださった方は、ぜひ覗いてみてください。

宜しくお願い致します。

あけましておめでとうございます2010/01/05

今年は臨床の機会を増やそうと思っています。

機器を開発して、いろいろな知識を得るのも楽しいのですが、患者さんが治ったと喜ぶ姿をみるのも楽しいものです。

鍼灸は、セカンドオピニオンであり、セカンドチョイスであるべきだと思っています。

現代医学的な解釈では治らない、治りが遅いものを、伝統医学(理由は解明されていないが、経験的に知られている方法)という別な視点から治すものだと思っています。

最近は、知覚神経・運動神経を中心とした、現代医学的な解釈に基づいた治療が多く見られますが、これではセカンドオピニオン、セカンドチョイスにならない気がします。

医者にいったが治らなかった、原因不明といわれた、という症状を、理由はともかく治癒したり軽減できる、というのが、いわば鍼灸の醍醐味でしょう。

もちろん、現代医学的な検査・治療がファーストチョイスだという「分別」をもった上での話なのですが。

長年培ってきた皮膚測定の技術と一緒に、今年は患者さんに喜んでもらえる機会を増やし、自分も楽しみたいと思っています。

頭痛と鍼灸2009/12/16

群発性頭痛と診断された患者さんを治療しました。

正確には、複数の医師から、それぞれ群発性頭痛、偏頭痛、眼精疲労と異なった診断を受け、薬で症状を抑えるより他にないと言われたため、鍼灸治療を試みたということでした。

浅側頭動脈、三叉神経、大後頭神経、肩甲挙筋などに、さまざまな「頭痛のタネ」がみられましたが、伝統医学的にみても右肝経の虚がみられ、いずれも原因と思われました。

面白かったのは、右肝経を補うと治療効果が得られるのですが、血管や神経だけを目標にしていても、治療効果は弱かったことです。

たぶん、肝経を補うだけでも、治療効果は少なかったでしょう。

治療家の中には、現代医学的、伝統医学的と、それぞれのスタイルにこだわる方が多いようですが、実際には併用するとより良い効果があるようです。

私は皮膚の反応から、伝統医学・現代医学の両方から予測を立てますが、皮膚の反応というと伝統医学的な診断だけ、と思われる方も多いようですね。

漢方薬の保険給付中止について2009/11/27

敢えて苦言。

私は鍼灸師として治療に携わります。
もちろん鍼灸で治療しますが、漢方も効果があると思える患者さんは、知り合いの漢方専門医に紹介しています。

ところが、患者さんの多くが、あんなに飲みきれないと不平を言うほど、漢方薬が処方されます。

先生に頼んで一種類だけ処方してもらえばいいと思う、と説明した患者さんでさえ、有無を言わさず3種類渡された、多すぎるし高いし、二度と欲しくない、と不満を顕にしていました。

私は近所に数人の漢方専門医を知っていますが、この近所で一種類しか漢方薬を処方しない先生は、おそらく一人くらいでしょう。

効果を出したいのはわかりますが、それにしても薬を出しすぎに思います。

しかも、生薬だといっても高い。
特許なんか当然切れているはずの、昔から伝わる薬なのに、値段が下がる気配がない。

こんなにジャブジャブと処方して、薬価も高いままだったら、無駄だと思われても仕方ないだろうに…と感じていました。

漢方薬が保険で扱われなくなること自体は、東洋医学に関わるものとしては、大変残念なのです。

しかし、これが何の理解もない役人が、何も考えずに決めたことだと言い切ってしまうのは、反省がないように思えます。

外から見たら、あなたたちがやっていることは変ですよ。

そういわれたのなら、少し省みるものがあっても良いかもしれないと思うのですが、いかがでしょうか?

安く売る? 高く売る?2009/11/24

大衆車のビッツやマーチを高くしたら売れません。

しかし、高級車のフェラーリは安くしても売れません。

安いから売れる、高いから売れる、それぞれの価値があるのでしょう。

なら、鍼灸治療って、安い治療と高い治療に違いがあるでしょうか?

よく効く! だから高い治療。
効かない! だから安い治療。

そんなものでしょうか?

体質改善 だから高い治療。
肩こり・腰痛 だから安い治療。

これも妥当ではないでしょう。

憩いと安らぎの空間 だから高い治療。
古い建物で治療だけ だから安い治療。

イメージ勝負になってしまうのでしょうか。

AMICAは、より良い鍼灸治療を目指して開発されています。

しかし、患者さんが欲しがるのは、本当に治る治療でしょうか?

そして、治療家が望むのは、治ることでしょうか?儲かることでしょうか?

かつては、技術向上・知識習得のためにAMICAを購入された先生が多かったのですが、最近では商売にどう活かすか?を最初に相談する先生が増えました。

鍼灸師の数が増え、過当競争になったから?

それとも、単に不況だから?

AMICAに関する事業を始めて10年が過ぎた今、何が望まれているのか、何を提供できるのかを、考え直さないといけないのかもしれません。